スキンケアしながら洗う

皮膚表面の汚れは、洗浄剤を使って定期的に洗い落す必要がありますが、洗い方によっては肌の機能を低下させてしまう可能性もあります。
乾燥がどんどん進むこの季節、肌の洗い方にも気をつけたいですね。
理想的な洗浄とは、スキンケアを兼ねていること
今回は、Renaviaシリーズの洗浄料に配合している成分の特徴と、洗い方のポイントをみていきましょう。

アミノ酸系洗浄成分
▶メイク落とし・洗顔料・ボディウォッシュ・シャンプーに配合

アミノ酸系の洗浄成分は、NMFを守りながら洗うため、洗いあがりもしっとり。
成分表示で「コカミドプロピルベタイン」、「ココイルグリシンK」、「コカミドDEA」などがアミノ酸系洗浄成分です。

【低刺激】
アミノ酸系洗浄成分は低刺激

【選択洗浄性】
アミノ酸系洗浄成分の選択洗浄性により汚れや余分な皮脂をやさしく洗い流します。

フコイダン
▶洗顔料・ボディウォッシュ・シャンプーに配合

【保護】
肌表面になめらかな保護膜をつくり、さまざまな刺激から肌を守ります。

【修復】
傷ついた組織の治療を促すはたらきが確認されています。

【結合】
細胞粘着成分が肌と結合し、流されにくい保護膜をつくります。

【抗酸化】
コラーゲン・ヒアルロン酸などの弾力性分の酸化を防ぎます。

【保湿】
保護膜が肌の水分を保ちます。

マローモイスチャー ▶ボディウォッシュに配合

ゼニアオイの花から抽出される成分。
花は、ハーブティーとしても利用されています。
フランスやローマでは、古くより食用や薬用として栽培されており、医学の祖とされているヒポクラテスも気管支炎や風邪を患った人々に処方していたそうです。

【バリア機能改善】
肌表面からの水分蒸散量を抑えます。

【保湿】
皮膚が本来持っている保湿力をアップさせ、うるおいを保ちます。

フィラグリン:NMF の前駆体

【抗炎症】
紫外線により誘発された炎症物質(PGE2)の産生を抑えます。

PGE2(プロスタグランディンE):紫外線を浴びると発生するシワや炎症の原因物質

Renaviaシリーズの洗浄_1


オイルタイプに比べて低刺激でミルクタイプに比べて洗浄力があるジェルタイプは、
肌が敏感になっている時期にもおすすめ。

=Memo=
夜のクレンジングはとても大切
落としきれない肌に残ったメイクは、寝ている間に肌の状態を悪化させてしまう 原因になります。
・メイクに含まれる油分や肌の皮脂が酸化し活性酸素が発生
→ 肌の老化やシミ・くすみの原因
・皮膚呼吸が妨げられ肌のターンオーバーが乱れる
→ 毛穴が開き、たるみの原因
・1日分の皮脂や汗が「細菌」の温床となる
→ ニキビや吹き出物の原因

メイク落としを使えば、洗顔料はいらない??
⇒いいえ
メイク落としの後、洗顔料が必要です!
メイク落としと洗顔料は、それぞれの役割が違います。
組み合わせて使うことで、その後のケアによる美容成分の浸透力・持続力を高めます。

Renaviaシリーズの洗浄_2


=Memo=
洗顔時のポイント
1.よく泡立てる
皮膚はとってもデリケート。手やスクラブで肌をゴシゴシ摩擦すると、肌に大きな負担を与えてしまいます。
そこで活躍するのが泡のクッション。手のひらに“洗顔料”を適量を取り、くぼませた手のひらに少量の水かぬるま湯を数回に分けて加えながら泡立てます。ホイップクリームをつくるように空気を含ませながら徐々に泡立てます。
市販の泡立てネットや洗顔泡だて器を使用すると、簡単にきめ細かい泡がつくれます。

2.すすぎ残しに気を付ける
せっかくきれいに洗っても、洗い残し、すすぎ残しはトラブルのもと。
洗い残ししやすい部分は、意識して洗うようにしましょう。また、すすぎ終わったら、必ず鏡を見て泡が肌に残っていないか確認するようにしましょう。

夜は寝てるだけだから、水で顔を洗えば十分??

⇒いいえ
朝も洗顔料を使いましょう!
朝の顔には、枕のホコリ、雑菌、ダニ、寝ている間に分泌した皮脂が付着しています。

Renaviaシリーズの洗浄_3

ボディウォッシュで用途に用途に顔や髪を洗ってもいい??
⇒いいえ
用途に合わせて配合している為、それぞれ洗浄力や成分が異なります。

やさしく洗った後は・・・

古くなった角質層、酸化した皮脂、汚れなどを洗い流した直後は、角質層への物質浸透性が高まっています
この機を逃さず、アミノ酸やセラミドを補うことがポイントです。
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皮膚と栄養-11「ビタミンA(2)」

ビタミンAは、細胞の増殖や分化に関わる非常に大切な栄養素で、古くから夜盲症や角膜乾燥症の原因の一つとして知られています。
ビタミンAの科学名は レチノール で、体内では必要に応じてレチナール や レチノイン酸 などの形に変化して機能します。
ビタミンAは身体のさまざまな場所ではたらいているため、その不足は全身に影響を及ぼします。
不足分を補う際は、細胞の分化に関わる栄養素であるビタミンDやビタミンAを全身に運ぶために必要なタンパク質も一緒に摂りましょう。

■ビタミンAが不足すると?
粘膜が傷つきやすくなり、気道の易感染性、小腸での吸収能の低下、生殖機能の低下、眼球乾燥症など、
さまざまな症状や機能低下が起こります。
また皮膚の異常角化は、ニキビやアトピー性皮膚炎等の原因となることも知られています。

■β-カロテンもビタミンA??
自然界に広く存在する、赤や黄色の鮮やかな美しい植物色素を総称して“カロテノイド”といいます。
β-カロテンはその一つで、抗酸化作用や抗がんn作用が知られていますが、体内でビタミンAに変換することができ、プロビタミンAとも呼ばれます。
α-カロテン、クリプトキサンチンなどカロテノイドの5~10%がプロビタミンAです。

■ビタミンAと一緒に摂りたいビタミンD
ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を助け、骨吸収と骨形成のバランスを整える「骨のための栄養素」として知られてきました。しかし、近年ビタミンDの新たな働きが解明されてきています。皮膚に紫外線(UV-B)が照射されると、体内にある7-デビドロコレステロール(プロビタミンD3)からビタミンD3が産生され、ヒトにとってビタミンDの大切な供給源となっています。
日照時間が短く紫外線が弱い冬は産生が低下しがち。
また、冬でも紫外線対策(日焼け止め)はしっかりしておきたいので、ダイエタリーサプリメントで摂るのもお勧めです。

【ビタミンDの肌への影響】
肌のターンオーバーをサポート
ビタミンDは、細胞分裂を促すことで、ターンオーバーをサポートします。
細胞の生まれ変わりが正しく行われることが、健康的な肌を保つことにつながります。
肌のバリア機能を守る
ビタミンDには、細菌やウイルスを撃退する「抗菌ペプチド」の合成に関わります。抗菌ペプチドは皮膚のバリア機能を高め、細菌やウイルスから皮膚を守ります。

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