メイク落としの役割

メイクがしっかり落とせていないと、肌のトラブルに繋がります。
今回は、メイク落とし(クレンジング)の役割や選び方についてみていきたいと思います。

洗顔料だけではメイクは落とせない!?

メイク落としは、名前の通り、“メイクを落とす”ために使うスキンケア製品です。
「濃いメイクはしていないから」と洗顔料だけで、メイクを落とそうとしていませんか?
メイクアイテムは、油性の成分が多く含まれているため、メイク落としでしっかりと落とすことが大切です。

【メイク落とし】
油脂性の汚れ:メイクや毛穴の奥に詰まった皮脂汚れ(角栓)など

【洗顔料】
水溶性の汚れ:汗やホコリ、古くなった角質など

メイク落としと洗顔料は、組み合わせて使うことで、その後のケアによる美容成分の浸透力・持続力を高めます。
また、メイク落としが十分に洗い流せていないと肌トラブルを起こすこともあるので、メイク落としの後の洗顔は大切です。

洗浄力は強いほどいい?

洗浄力が強ければいいわけではありません。
メイク落ちがよくなるほど肌への負担も大きくなります。
けれど、肌にやさしいものがいいからといって、洗浄力の弱いタイプを選ぶとメイクが落としきれない場合もあります。
そこで、ウォータープルーフのメイクアイテムなどを使用した時は、その部分だけ専用のメイク落としを使うなど使い分けがおすすめ。

お化粧をしてない日もクレンジングが必要?

「メイクをしない日は、クレンジングはいらない」と思っていませんか?
ウォータープルーフタイプの日焼け止めは、洗顔だけでは落とすことができません。
日焼け止めを使った日も、クレンジングしましょう!

まつ毛エクステ(マツエク)をしている方は、メイク落としの成分に要注意!!

まつエクに使う接着剤(グルー)の成分も油分で、オイルタイプのメイク落としを使っていると、マツエクが取れやすくなります。
1度使って大丈夫でも、使い続けることによって接着力が弱まっていき、まつエクが取れてしまうこともあります。
⇒まつエクには、「 オイルフリー(オイルカット)のメイク落とし」を!!

※オイルタイプでもまつ毛エクステ対応の商品もあります
 

春先の肌荒れ

春先は、冬の寒さと乾燥によって、肌のうるおいバリア機能が低下している時期です。
ここに、春の強風とともに舞い上がる、花粉、埃、黄砂などが皮ふ表面に付着すると、肌トラブルの原因になることがあります。
春の肌荒れ予防には、「付着させない」「肌のバリア機能を保つ」ことが大切です。

1.付着させない
マスクやつばの広い帽子、スカーフなどで顔や首に花粉などが付着しないように防ぐ。
帰宅後は、洗顔、シャワーなどで、顔や髪の毛についた花粉などを全て洗い流してしまうのがベストです。
この時期の洗濯物は、室内干しがおすすめ。
 

2.肌のバリア機能を保つ
肌に優しい洗浄成分で洗い、保湿成分配合のスキンケア製品を使い、しっかり保湿ケアをし、肌のバリア機能を保ちましょう。
 

鼻をかんだ後のケアでカサカサ知らず!?
鼻をかむときのティッシュとの摩擦も肌のバリア機能が崩れる原因となります。
鼻の周りがカサカサが気になる方は、鼻をかむときのティッシュを柔らかいものに変える。
鼻をかんだ後や、洗顔後のケアのとき、セラミドなどのうるおい成分が入った美容液やクリームなどで保湿することがおすすめ。

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