春は “ 洗う ” 季節!?
肌や髪を取り巻く環境
顔も頭皮も身体も、気温の上昇により皮脂が多く分泌されるようになります。
皮脂によりべたついたところへ、花粉やホコリなどが付着しやすくなるのです。
これらを しっかり洗って清潔に保つこと が春のケアのポイントです!
“しっかり洗う”とは?
“しっかり洗う“ といっても、
”洗浄力の強いもので洗う”ということではありません。
洗浄の際に必要なうるおいまで流してしまっては逆効果です。
うるおいを守りながら、
余分な皮脂や汚れのみを選んで洗い流すこと
が重要です!
“しっかり洗う”ポイント
①正しい洗い方
肌も髪も、大切なことはしっかり泡立てること、十分に洗い流すこと。
ゴシゴシ洗いや水温にも気を付けましょう!
【 洗顔 】
詳しくは「スキンケアしながら洗う」をご参照ください。
⇒記事はこちら
【 身体 】
詳しくは「肌にやさしいボディウォッシュ」をご参照ください。
⇒記事はこちら
【 シャンプー 】
詳しくは「髪と頭皮もケアするならアミノ酸」をご参照ください。
⇒記事はこちら
②洗浄成分の選択
ズバリ、おすすめしたい洗浄成分は、アミノ酸系洗浄成分!
私たちの肌や髪の内部では、アミノ酸が大切な役割を果たしています。
それらの成分を守りながら余分な皮脂や汚れを選んで洗うこと<選択洗浄性>が大切だと考えるからです。
③洗浄料の使い分け洗
洗顔、ボディウォッシュ、シャンプー
洗う箇所によって様々な洗浄料がありますが
きちんと使い分けをしていますか?
ボディウォッシュで顔も髪も洗っていませんか?
実は、それぞれ洗浄力などの違いがあります。
【洗浄力の違い】
朝の洗顔
朝も必ず洗顔料を使用しましょう!
夜、寝ている間にも皮脂は分泌されます。
そして、ホコリやダニなどが顔に付着しています。
水洗いだけでは、皮脂汚れを洗い流すことはできません。
クレンジングも忘れずに!
メイクや日焼け止めは洗顔料では落とせません。
クレンジングには、
毛穴に詰まった汚れ・角栓・黒ずみを落とす役割があります。
どんなに薄くても、メイクや日焼け止めを塗った日は
クレンジングを使用しましょう!
詳しくは「メイク落としの役割」をご参照ください。
⇒記事はこちら
まとめ 洗浄のポイント
☑ 正しい洗い方
☑ 洗浄成分の選択
☑ 洗浄料の使い分け
☑ 朝も洗顔料を使用する!
☑ メイク落としも忘れずに!
皮膚の基礎知識-16 乳幼児の肌
【 乳幼児の肌の特徴 】
◆ 大人の肌が弱酸性なのに対し、乳幼児の肌は中性!
肌表面は酸性から中性に近づくにつれて細菌が繁殖しやすい環境となります。つまり、乳幼児の肌はトラブルを起こしやすい状態なのです。
◆ 大人とほぼ同じ数の汗腺がある!
小さな乳幼児の体に、大人とほぼ同じ数の汗腺があるため、大人の2~3倍の汗をかきます。そのままにしておくと汗もや皮膚トラブルの原因に。
◆ 表皮の厚さは大人の約半分!
乳幼児の肌のバリア機能はまだまだ未熟で、刺激に弱く、炎症を起こしやすい。
【乳幼児のスキンケア 】
☑ 低刺激で肌にやさしい洗浄成分で洗い、清潔に保つ。
☑ 頭皮は脂腺が多いので、頭皮専用の洗浄料を使する。
☑ 洗浄後はしっかり保湿をし、バリア機能助ける。
☑ 肌に優しく、保湿もできる日焼け止めで紫外線から肌を守る。